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現在サウジアラビアにはクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、カリム・ベンゼマやサディオ・マネら数々のスター選手がプレーしている。今冬にもアストン・ヴィラからジョン・デュランが移籍するなど、欧州からの中東挑戦が絶えない中で、短期間で欧州復帰を決断した選手もいる。今回は、2年以内に同国を去った選手を厳選して紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
FW:ジョタ(ポルトガル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年3月30日
在籍時期:2023年7月~2024年8月
ポルトガルの年代別代表でエースとして活躍した実績があるジョタは、サウジアラビアリーグの「外国人枠」によって立場を失った。
彼の世代ではトップクラスの期待値があった同選手はセルティックでの大活躍を経て、2023年7月にアル・イテハドに当時のクラブ史上最高額の移籍金で引き抜かれている。しかし、同クラブはその後も大型補強を行い、移籍市場最終日にレアル・ベティスからルイス・フェリペを獲得すると、同時に外国人選手が9人以上所属する形となった。
この余波を受けたのがジョタで、サウジアラビアでのデビューから5試合が経過した後に外国人選手に割り当てられた8枠から漏れてリーグ戦の登録メンバーから外れた。シーズン終盤には再登用されたが、2024/25シーズンに再び大型補強の煽りを受けたことで登録メンバーから外れ、出場機会を求める形でスタッド・レンヌに移籍。1年でサウジアラビアを去った。
活躍の場を求めたスタッド・レンヌでも半年足らずで構想外となり、2025年1月に古橋亨梧と入れ替わる形で古巣セルティックに復帰を果たしている。
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