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【写真:Getty Images】
横浜戦に悲観的?
アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトステージラウンド16の1stレグ、上海海港と横浜F・マリノスの一戦が4日に行われた。試合は横浜FMが1-0で勝利している。中国メディア『捜狐』は現地時間8日に、2ndレグにおける試合の展望について伝えていた。
リーグフェーズを7勝1敗で首位突破していた横浜。ベスト8進出をかけて激突したのは、8位でラウンド16に駒を進めていたケビン・マスカット監督率いる上海海港だった。リーグフェーズの最終節では、横浜は2-0で上海海港に勝利している。
この試合ではなかなか決定機を作ることができなかったものの、30分にアンデルソン・ロぺスのヘディング弾で先制。この1点を守りきり、敵地での第1戦は横浜が制している。
同メディアは、「山東泰山がACLから撤退したため、上海海港がノックアウトステージに進み、再び横浜F・マリノスと対戦することになるとは誰が想像しただろうか。横浜自身もこんなに早く上海に来て戦うとは思っていなかっただろう」と、リーグフェーズ最終節からすぐの再戦となったことに驚きを示しつつ、横浜との試合を次のように振り返っていた。
「中国スーパーリーグの新シーズンが始まり、上海海港は過密日程に突入した。リーグでは好成績を収め、2連勝して新シーズンで首位を獲得している。しかし、ACLでは2連敗を喫し、日本チームとの対戦では非常に苦戦を強いられた」
また、「試合を通して、上海海港は明らかに不利な状況に陥り結局ホームで敗れた」と前置きし、「こうなると、なぜ横浜F・マリノスとの対戦で苦戦するのかと不思議に思う人もいるだろう。外国人選手がまだ完全にフィットしていないのだろうか。戦術的な配置に問題があるのだろうか。それとも、日本チームの方が全体的に強いのだろうか。外国人選手の大幅な入れ替えは、新たな活力をもたらすと期待されていたが、これまでのところ芳しくない。そして、日本チームと対戦すると、いつも良い解決策が見つからないようだ」と、言葉を続けている。
横浜のホームで迎える2ndレグに関しても、「状況を好転させることは極めて困難だろう。もっとも、サッカーは不確実性に満ちている。さらに勝ち進みたいのであれば、慎重に総括して反省し、困難を克服する方法を見つけなければならない」と、逆転の可能性はあるものの、かなり低い確率だと悲観的に論じていた。
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