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アビスパ福岡が上昇気流へ

　明治安田J1リーグ第5節、京都サンガF.C.対アビスパ福岡が9日に行われた。試合は、アウェイの福岡が1-0で勝利を収め、連勝を飾った。試合後、2戦連続でクリーンシートで勝ち切り、11位に順位を上げた福岡の金明輝監督がフラッシュインタビューに応じ、試合を振り返っている。

　前節はヴィッセル神戸とのアウェイゲームで1-0の勝利を収め、今シーズン初白星を飾った福岡。今節は京都との敵地での一戦に臨んだ。試合は、両チームのゴールキーパーが好守を見せ、引き締まった試合展開となった中、65分に紺野和也がネットを揺らして、福岡が先制に成功する。アウェイチームは、この1点を守り切り、1-0で逃げ切りに成功。見事に開幕3連敗からの連勝を飾った。

　金明輝監督は「3連敗から始まってからの『今』なのでまだ巻き返しているところ」と話した上で「選手を称えたい。今日もアウェイの中、多くのサポーターが来てくれて、背中を押してくれた」と選手とサポーターへの感謝を口にした。

　続けて「前節と同じような展開になりかけた中、我々は決定機を多くつくることができた」とコメントし、「失点ゼロは我々のベース。続けられたことは自信につながる」と攻守両面でのパフォーマンスを評価した。

　最後には「アウェイで2連勝できたことは評価したいし、選手たちが踏ん張ってくれた。まだホームで勝てていないので、我々の地元で喜びたいし、ファン・サポーターを喜ばせてあげたい。次戦もきっちり勝ちたい」と次節15日に行われるホームでのFC東京戦での勝利を誓った。