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明治安田Jリーグの2025シーズンが幕を開けた。今オフも多くの外国人選手がJクラブに到来。初のJリーグ挑戦に臨む選手がいる一方で、Jリーグから海外リーグに移籍した選手が日本復帰を果たすケースもある。今回は、海外移籍を経てJリーグに復帰した外国人選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。海外クラブからのレンタルバックは含まない
FW:チョ・ジェジン(韓国)
【写真:Getty Images】
Jリーグ初挑戦:2004年(清水エスパルス)
Jリーグ復帰:2009年(ガンバ大阪)
Jリーグ通算成績:137試合55ゴール2アシスト
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Jリーグ復帰後にキャリアが上向いた選手がいれば、初挑戦の時ほどインパクトを残せなかった選手もいる。韓国代表でも活躍したチョ・ジェジンは後者のタイプだったと言えるだろう。
チョ・ジェジンにとって、Jリーグ初挑戦の舞台となった清水エスパルスには良い思い出があるはずだ。2004年7月にチームへ加わると、シーズン途中の加入ながらJ1リーグ2ndステージの12試合で7得点をマーク。移籍直後のアテネ五輪(オリンピック)参戦というハンデもありながら、しっかりと結果を残した。
清水では4シーズンの在籍期間中に公式戦通算123試合で53得点2アシストを記録。185cmの長身ストライカーは高い決定力でゴールを積み重ね、存在感を示した。
その後は母国である韓国のKリーグに復帰したものの、日本復帰を果たすまでにそう時間はかからなかった。清水退団から約1年後には、ガンバ大阪へと完全移籍で加入。ファンは清水時代の再現を期待していたことだろう。
しかし、G大阪加入後のチョ・ジェジンは負傷の影響からか、本来のキレのあるプレーが鳴りを潜めた。翌2010シーズンも度重なる怪我に悩まされると、若手有望株だった宇佐美貴史や同郷のイ・グノらにポジションを奪われてしまう。最終的にJ1リーグの出場は10試合のみに留まった。
かつて対戦相手を粉砕してきた点取り屋は、通算13ゴールという成績でG大阪を去っていった。2011年3月18日には、先天性股関節異形成によって現役を引退。万全なコンディション状態であれば、Jリーグ復帰後も“ゴールを約束する男”であり続けたのかもしれない。
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