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「エンドウの今後」リバプールMF遠藤航、現地メディアは来季も残留を予想。「試合を決定づけ勝利を確実に」「留めておきたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航

【写真:Getty Images】

遠藤の去就は

 イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するMF遠藤航は、徐々に監督の信頼を得て直近の試合では試合終盤に投入される姿がお決まりとなっている。英メディア『ANFIELDWATCH』は現地時間7日に、遠藤が来季もクラブに残留する可能性が高いと指摘していた。

 

 今季リーグ戦13試合に出場しているものの、試合終盤での投入が基本であるためプレー時間は約135分の遠藤。今冬の移籍市場においては、同じプレミアリーグのフラムやイプスウィッチ・タウン、ウルブスなどが獲得に関心を示しており、出場機会を求めて移籍する可能性も報じられていた。

 同メディアは、「遠藤はリバプールの守備的MFの問題を解決するための最後の試みとして加入し、ユルゲン・クロップ監督のもとで重要な選手となった」と前置きし、「もっとも、スロット監督の下では同じような成功を収められてはいない。昨季はリーグ戦に20試合先発出場したが、今年は先発出場の回数は0だ」と、やはり昨季よりも出場機会は制限されていることを指摘している。

「遠藤の今後。実際のところ、彼がリーグ戦でプレーしたのはわずか135分、つまり1試合半に過ぎない。そうなると、リバプールが彼を移籍させるだろうという憶測が当然のように生まれることは不思議ではないだろう。結局のところ、クラブは遠藤をほとんど起用していないのだ。しかし、彼はチームの重要な一員となることに成功している。監督も、この日本代表MFを投入することこそが相手の攻撃を阻止してリードを保つための素晴らしい方法であることに気づいた」

 そしてリーグ戦やCLのPSG戦など重要な直近の試合でも試合終盤に出場していたことに触れており、「遠藤が試合を決定づけて勝利を確実なものとした」と称賛の言葉を送っていた。

 また、「リバプールが売却するという噂が持ち上がっているものの、クラブは遠路をとどめておきたいと考えている。その役割はますます重要になってきており、今後数ヶ月でトロフィーを獲得できるかどうかの分かれ目となるかもしれない。スロットがようやくエンドウの価値に気づいたと言っても過言ではないだろう」と、放出候補から一転して、遠藤は来季もチームに残留する可能性が高まっていることを強調している。

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【了】

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