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【写真:Getty Images】
古橋の去就は?
今冬の移籍市場でスコットランドのセルティックから、フランス・リーグアンのレンヌに移籍したサッカー日本代表FW古橋亨梧。しかし、移籍後は出場機会が制限されており、なかなか新天地で出番を得られていない。英メディア『デイリー・レコード』が古橋の現状について報じている。
セルティックではエースストライカーとして約3年半で85ゴールを決めていた古橋。今冬の移籍市場で移籍を決断したことからリーグアン初挑戦となったが、これまで5試合中3試合で出番がない。古橋加入を望んでいたホルヘ・サンパオリ前監督が解任された影響は非常に大きく、後任のハビブ・ベイェ監督の信頼を得れていない状況だ。
同メディアは、「キョーゴはセルティックの時に抱えていた問題でレンヌとの信頼が崩壊し残酷な現実を告げられてしまう」と前置きし、「ストライカーの古橋は、スコットランドの時代から長引いている肩の負傷がレンヌでの悪夢の一因となっている。リールとの試合では、後半に出場したが試合終了間際に左肩を脱臼した。敗北の原因は古橋だけではなかったものの、新監督に好印象を与えることができず信頼が失われてしまった」と、肩の負傷が移籍後出番が制限されてしまっていることに大きく影響していると指摘していた。
また、「日本代表選手は今夏に移籍するのではないかという憶測が高まっている」と述べつつ、「レンヌは伝統的に若い選手にチャンスを与えて、結果を出せば高額の移籍金でより強いチームに売却するチームだ。クラブと監督のサッカー哲学のもとでは出場時間を確保することに苦労するだろう」と、チームの移籍やそれに伴う選手の起用方針なども影響して、古橋が今夏の移籍市場で再び移籍を選択するのではないかと予測している。
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