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ネイマールが欧州復帰を目論む！？

　ブラジル1部のサントスでプレーし、約1年5ヶ月ぶりのサッカーブラジル代表復帰を果たしたFWネイマールが欧州復帰を目論んでいるようだ。パリ・サンジェルマン（PSG）からサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍したが、怪我の影響もあり、出場わずか7試合で退団し、サントスへ復帰となっている。スペインメディア『SPORT』が報じた。

　同メディアによると、ネイマールの代理人であるピニ・ザハビ氏が、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンと接触を図っているという。現在、ネイマールはサントスで再びプレーし、ブラジル代表にも復帰。 同選手は6年ぶりの欧州復帰を目指しており、ザハビ氏はバルセロナとバイエルンという自身が良好な関係を持つクラブに対し、ネイマールの獲得を打診しているという。 一方、プレミアリーグへの移籍は現時点で考えていないとされているようだ。

　ザハビ氏はバルセロナのジョアン・ラポルタ会長とは特に親密な関係にあり、過去にはロベルト・レヴァンドフスキのバイエルンからの獲得や、ハンジ・フリックの招聘などで協力してきた。 しかし、ネイマールの過去の退団劇や法的紛争が尾を引いており、クラブ内では復帰に慎重な意見もある。

　一方、バイエルンは今夏にウィングの獲得を望んでおり、フロリアン・ヴィルツの獲得が難航する中で、ネイマールの名前が浮上している。 ただし、現時点では優先事項ではないとのこと。ネイマール自身はバルセロナへの復帰を強く望んでおり、家族も同様の意向を持っている。しかし、 バルセロナ側は現在、リバプールのサッカーコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得を目指しており、経済的な制約もあってネイマールの復帰は容易ではない状況だ。 それでも、ザハビ氏はネイマールがフリートランスファーで加入し、1年契約を結ぶことでクラブの財政的負担を軽減する提案をしているようだ。

　今後、ネイマールの欧州復帰が実現するかどうか、そしてその行き先がどこになるのか注目が集まりそうだ。