17位:鹿島アントラーズ 対 FC東京(第4節)
試合会場:県立カシマサッカースタジアム
観客数:21,421人
開催日:3月1日(土)
17位にランクインした第4節・鹿島アントラーズ対FC東京の一戦は、ホームチームの勝負強さが垣間見えた試合となった。
鹿島にとって、このゲームはホーム3連戦の3試合目。今季は本拠地、県立カシマサッカースタジアムで第2節・東京ヴェルディ戦(4-0)、第3節・アルビレックス新潟戦(2-1)と複数得点で勝利を飾っており、今節もチームの勝利を見届けようと多くのファン・サポーターが集まった。
対するFC東京もホームチームと勝ち点で並んでおり、前節の名古屋グランパス戦では3-1と会心の勝利。3連勝を狙う鹿島と2連勝を狙うFC東京が激突したこの試合には、計21,421人の観客が足を運んでいる。
試合前半は両チームともにチャンスを作るという一進一退の展開。自陣後方から丁寧なパスワークで前進を試みるFC東京に対し、鹿島がハイプレスから攻撃の機会をうかがうも得点は生まれず。
特にFC東京はGK野澤大志ブランドンの活躍が印象的で、文字通り最後の砦として鹿島の猛攻を防ぎ切った。FC東京も仲川輝人のコントロールシュートがバーに当たるなど、こちらもチャンスをものにできない。
スコアレスで迎えた後半は立ち上がりにFC東京が立て続けに決定機を作るも決められず、徐々に流れは鹿島に傾いていく。すると、ホームチームは74分に鈴木優磨がPKから先制ゴール、アディショナルタイムにFKから師岡柊生が追加点を奪取した。
最終的に鹿島が2-0で勝利。復権を目指す常勝軍団はホーム3連戦を全勝で消化し、さらに自信を深めている。