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覚えている? Jリーグ、まさかの出場0で去った外国人(3)実績もないのに…。引退後に麻薬密売で逮捕

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 1993年に開幕したJリーグでは、これまで数多くの外国人選手がプレーしてきた。そこには「助っ人」と呼ぶにふさわしい活躍をした選手が多くいる一方で、全く活躍できなかった選手もいる。今回は、助っ人としてJリーグのクラブに加入したものの、公式戦でプレーすることなく去った歴代の外国人選手を紹介する。

MF:スチュワート・サーグッド(イングランド)

スチュワート・サーグッド
【写真:Getty Images】

生年月日:1981年11月4日
所属クラブ:清水エスパルス
在籍時期:2000年

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 スチュワート・サーグッドは、イングランドの名門トッテナムの育成組織出身で、19歳だった2000年夏に清水エスパルスに加入した。

 当時のJリーグではイングランド人選手自体が珍しく、特に実績のない若手の加入は異例だったため注目を集めた。しかし、サーグッドは期待に応えられず、公式戦での出場機会はなかった。2000シーズンはサテライトリーグで澤登正朗や戸田和幸、三都主アレサンドロ、市川大祐らとともにプレーしたが、同シーズン終了後に日本を去った。

 その後、サーグッドは主にイングランド5部相当のナショナルリーグでプレーし、特にグレイズ・アスレティックでは多くの試合に出場した。しかし、イングランドでも選手として大きく脚光を浴びることはなかった。

 そんなサーグッドが再び注目を集めたのは、2021年に起きた事件だった。

 英メディア『マルドン・スタンダード』などの報道によると、サーグッドはギャング団のリーダーの右腕として麻薬密売に関与し、首謀者8人のうちの1人として逮捕。裁判の結果、懲役8年の判決を受けた。

 名門クラブの下部組織で育った肩書はあったものの、その後のキャリアを考えると、Jリーグで成功する実力があったかは疑問が残る。サーグッドの加入が成功を収めていれば、ヨーロッパから若い才能を連れてきて育成をするという選択肢も生まれていたかもしれない。

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