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【写真：Getty Images】

現地メディアが初瀬亮について報じる

　2月上旬にヴィッセル神戸からチャンピオンシップ（イングランド2部）のシェフィールド・ウェンズデイFC（シェフィールド・W）にフリーで移籍したDF初瀬亮が、早くも現地のサポーターから受け入れられているようだ。イギリスメディア『TheStar』が、現地時間6日に報じている。

　2月22日に行われた第34節のアウェイのバーンリー戦（0-4の敗戦）で後半33分からピッチに立ち、チャンピオンシップデビューを飾った初瀬。次節のホームでのサンダーランド戦（1-2の敗戦）では、左サイドバックの位置で初めて先発メンバーに名を連ねた。この試合後、85分までプレーした27歳の日本人SBのパフォーマンスについて、ダニー・ロール監督は、「彼と出会えてよかった。素晴らしいキャラクターで、自国から遠く離れた場所なのに、本当によくやっている」と評価していた。

　同メディアも、早くも指揮官の信頼を獲得しつつある初瀬について、「日本人ディフェンダーは冬の移籍市場終了後、フリーで契約した選手だ。ヨーロッパでのキャリアがまだ始まったばかりにも関わらず、輝かしいパフォーマンスにより、早くもウェンズデイのサポーターから称賛を集めている」と報じている。

　さらに「異国の地に身を投じた彼は、監督やチームメイトからの指示をより良く理解できるように、練習や試合の合間に語学を勉強している」と報じ、英語の習得に勤しんでいることも伝えている。今冬に初の海外移籍を果たした初瀬だが、上々のスタートを切っているようだ。