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【写真：Getty Images】

毎熊晟矢がフル出場で勝利に貢献

　毎熊晟矢が所属するAZアルクマールは現地時間6日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）ノックアウトフェーズ・ラウンド16第1戦でトッテナム・ホットスパーと対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合でフル出場を果たした毎熊だったが、現地メディア『VP』の評価は、どのようなものだったのか。

　リーグフェーズを19位で終えてプレーオフに回ったAZ。プレーオフではガラタサライを2戦合計6-3で退け、ラウンド16に駒を進めた。そして次なる相手は4位でノックアウトステージストレートインを果たしたトッテナム。リーグフェーズでは0-1と苦杯をなめた相手をホームに迎えた。右SBの定位置を確保している毎熊は、この試合でもスタメンに名を連ねた。

　試合はホームチームが18分に試合を動かす。左からのCKの流れからトッテナムMFルーカス・ベリバルのオウンゴールで先制に成功。願ってもないかたちでリードを奪う。その後も試合をコントロールしたAZ。追加点を奪うことはできなかったが、ホームで1-0で勝ち切った。フル出場で勝利に貢献した毎熊は、攻撃面では正確なクロスとタイミングの良い攻撃参加を見せ、守備では対峙した韓国代表FWソン・フンミンに仕事をさせず、安定したパフォーマンスを披露した。

　同メディアは、そんな27歳の右SBに「7.5点」をつけ、「ソン・フンミンは前半の45分間、完璧なプレーを見せた毎熊に完全に抑えこまれた。後半、韓国代表のスターがFWの位置にポジションを移したのは当然の結果だ」とディフェンス面でのパフォーマンスを評価している。トッテナムのホームで行われる第2戦は、13日に行われる。