13位:松本山雅FC
【写真:Getty Images】
胸スポンサー:セイコーエプソン(電気機器)
売上高:1兆3,139億円(2024年3月期)
松本山雅FCの胸スポンサーは、長野県諏訪市に本社を構える電機メーカーのセイコーエプソン(以下、エプソン)だ。2024年3月期の売上高は1兆3,139億円にのぼり、Jリーグのスポンサー企業の中でも安定した経済基盤を誇る。
松本山雅FCは、1965年に創設された山雅サッカークラブを母体とする。2005年に現在の名称へ変更。このタイミングでエプソンがスポンサーとなり、以来、一貫して胸スポンサーを務めている。
エプソンの支えもあってJ1まで上り詰めた時期もある松本山雅FCだが、2022シーズン以降はJ3に低迷している。それでも、エプソンは支援を続けており、2024年のキャンプでは、同社が開発した小型GPSデバイスを装着してトレーニングを実施。フィットネスデータの取得・分析を行うなど、最新技術を活用した取り組みが進められている。
また、エプソンのウェブサイトによると、同社の製品は松本山雅FCのミーティングや交流イベントにおいて活用され、チーム運営もサポートしている。単なる資金提供にとどまらず、技術面でもクラブを支援する深い関係が築かれている。