18位:サンフレッチェ広島
【写真:Getty Images】
胸スポンサー:エディオン(小売業)
売上高:7,210億850万円(2024年3月31日現在)
サンフレッチェ広島の胸スポンサーは、大手家電量販店チェーンのエディオンで、2024年3月期の売上高は7,210億850万円となっている。
同クラブの前身は、1939年に創部された東洋工業(現マツダ)サッカー部。Jリーグ創設時はマツダが筆頭株主だった。エディオンがユニフォームスポンサーとなったのは1997年が最初だ。
ただ、当時は中国地方を拠点とする家電量販店DeODEO(デオデオ)が胸スポンサーを務めており、その後の合併を機にエディオンのロゴが掲出されるようになった。2010年以降は、胸にDeODEOまたはエディオン、背中上部にマツダのロゴを掲出するスタイルが定着した。
サンフレッチェ広島のホームスタジアムには、以前からエディオンの名前が冠されている。2024年に誕生した新スタジアム「エディオンピースウイング広島」だけでなく、それ以前の広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)も、ネーミングライツにより「エディオンスタジアム広島」とされていた。
エディオンは地域社会への貢献活動にも積極的だ。2025シーズンのJ1第2節・横浜F・マリノス戦では、「エディオン スポンサードゲーム」として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャラクターが登場する特別イベントを開催し、スタジアムを盛り上げた。
2022シーズンから3年連続でJ1で3位以内に入るなど、躍進を続けるサンフレッチェ広島。クラブの成功を支えるエディオンは、まさに不可欠な存在だ。