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驚きの活躍!? 冬の欧州移籍で大成功した日本人選手(2)史上最高のキャプテン! 欧州クラブのレジェンドに

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 ヨーロッパ主要リーグの冬の移籍市場が終了した。この時期の移籍はシーズン途中での加入となり、新戦力の適応が難しい。一方、Jリーグはオフシーズンのため、このタイミングで欧州挑戦を決断する日本人選手も多い。過去には冬の移籍で成功を収めた例も少なくない。今回は、冬に欧州へ移籍し、活躍した日本人選手を紹介する。※移籍日・移籍金は『transfermarkt』を参照。

MF:長谷部誠(はせべ・まこと)


【写真:Getty Images】

生年月日:1984年1月18日
移籍先:浦和レッズ→ヴォルフスブルク(ドイツ)
移籍日:2008年1月1日
移籍金:なし

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 長谷部誠は藤枝東高等学校卒業後、浦和レッズに加入し、プロキャリアをスタートさせた。プロ2年目の2003シーズンから出場機会を増やし、次第にチームの中心へと成長。2006年のJ1リーグ優勝や2007年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇など、多くのタイトル獲得に貢献した。

 そして2008年1月、6年間を過ごした浦和を離れ、ドイツ1部のヴォルフスブルクに移籍した。

 ヴォルフスブルクの加入会見で「自信がなければ(ドイツに)来ていない」と語った長谷部は、すぐにチームのレギュラーに定着。シーズン途中加入ながら、主にボランチとして、ドイツ1部リーグで16試合に出場した。

 ドイツ2年目にはチーム内での重要性を高め、“鬼軍曹”として知られるフェリックス・マガト監督のもと、右サイドハーフや右サイドバックでもプレー。ブンデスリーガ優勝に貢献した。2009/10シーズンにはリーグ戦24試合に出場し、1得点に加えキャリアハイの6アシストを記録した。

 2013/14シーズンをニュルンベルクで過ごしたあと、2014年夏にフランクフルトへ移籍。以降は同クラブでプレーを続け、2024年に現役を引退するまでドイツでプレーした。ブンデスリーガでの総出場数は384試合に達し、同リーグにおける歴代外国人選手の中で2位の出場記録を持つ。

 長谷部は長年、サッカー日本代表のキャプテンを務め、リーダーシップと人間性は高く評価されてきた。その姿勢は日本国内だけでなく、ドイツでも同じようにリスペクトされている。

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