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河原創が敗戦を振り返る

　アジアチャンピオンズリーグエリート（ACLE）ノックアウトステージラウンド16の第1戦、上海申花と川崎フロンターレの一戦が5日に行われた。試合はアウェイのフロンターレが、0-1で敗れた。この試合で中盤の位置でフル出場を果たした河原創がフラッシュインタビューに応じ、敗戦を振り返っている。

　試合は、序盤から一進一退の攻防が続き、ややホームチームが押し気味に試合を進める。それでも徐々にフロンターがボールを保持する時間を増やすと、33分には決定機。前からのプレスが上手くはまり、GKバオ・ヤーションのパスをマルシーニョが奪うと、河原創、伊藤達哉と繋ぎ、最後は脇坂泰斗がネットを揺らした。しかし、伊藤から脇坂へのパスがVARの結果、オフサイドと判定され、ゴールは取り消しとなった。

　前半は多くのチャンスを作ったものの、決めきれなかったアウェイチームは、75分に失点を許す。左サイドからボックス内に侵入したジョアン・カルロス・テイシェイラのシュートは河原がブロックしたものの、こぼれ球がウィルソン・マナファのもとへ。マナファが放ったシュートを高井幸大がクリアしきれず、そのまま自陣ゴールに吸い込まれてしまい、オウンゴール。この1点が決勝点となり、フロンターレが敵地で0-1で敗れた。

　試合後、中盤の位置で奮闘した河原は、「試合内容は悪くなかった。チャンスは作ったが、決められなかった。失点のところはもう少し、寄せられれば良かった」と話した上で「全体としては悪くなかったと思う」と振り返った。

　12日に行われるホームでの第2戦については「切り替えてやるしかない。次勝つことが絶対条件なので、良い準備をして、ホームで勝てるようにしたい」と本拠地での逆転を誓った。