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川崎フロンターレが敵地で上海申花と対戦
アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトステージラウンド16の第1戦、上海申花と川崎フロンターレの一戦が5日に行われた。アウェイのフロンターレは、リーグステージの第3戦では敵地で0-2で敗れている相手との一戦に、山田新や伊藤達哉らが先発メンバーに名を連ねた。
序盤から一進一退の攻防が続き、ややホームチームが押し気味に試合を進める。それでも徐々にフロンターがボールを保持する時間が増え、左サイドのマルシーニョ、右の伊藤のスピードを活かして押し込んでいく。
28分には伊藤のクロスに合わせた山田の右足でのシュートはヒットしなかったものの、こぼれ球に反応した脇坂泰斗がシュートを放ったが枠を捉えることはできなかった。
そして33分には決定機。前からのプレスが上手くはまり、GKバオ・ヤーションのパスをマルシーニョが奪うと、河原創、伊藤と繋ぎ、最後は脇坂がネットを揺らした。しかし、伊藤から脇坂へのパスがVARの結果、オフサイドと判定され、ゴールは取り消しとなった。
41分にもフロンターレにチャンス。ボックス右から河原と脇坂のコンビネーションで崩すと、河原の柔らかいクロスをマルシーニョが合わせたが、ゴール左に外れた。後半アディショナルタイムには、コーナーキックから上海申花にあわやというシーンを作られたが、前半はスコアレスで折り返す。
後半は、マルシーニョに代えて家長昭博を投入したフロンターレ。伊藤が左サイドにまわり、家長が得意の右サイドに入った。
すると62分にはホームチームに決定機。ウィルソン・マナファのクロスをフリーでリウ・チェンユーが頭で合わせたが、ゴール右に外れ、フロンターレは事なきを得た。
さらに3分後には、フロンターレの右サイドを完全に崩され、チャン・シンイチの折り返しをブラヒム・アマドゥがダイレクトで左足を振り切る。しかし、これもゴール上に外れ、シュート精度に助けられた。
それでも、75分にホームチームが試合を動かす。左サイドからボックス内に侵入したジョアン・カルロス・テイシェイラのシュートは河原がブロックしたものの、こぼれ球がウィルソン・マナファのもとへ。マナファが放ったシュートを高井幸大がクリアしきれず、そのまま自陣ゴールに吸い込まれてしまい、オウンゴール。上海申花が先制に成功する。
試合はこのまま終了し、フロンターレが0-1で敗れた。フロンターレのホームで行われる第2戦は、12日に行われる。
【得点者】
76分 1-0 オウンゴール(川崎フロンターレ)
【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25
【全試合日程・放送予定】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25
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【了】