海外日本人選手　最新ニュース

【写真：Getty Images】

旗手を放出？

　スコットランド・スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、同クラブに所属するサッカー日本代表MF旗手怜央を今夏の移籍市場で放出する可能性があるようだ。英メディア『DailyRecord』は現地時間4日に、旗手放出に動く可能性のあるセルティックの目論見について伝えている。

　同メディアによると、セルティックは同リーグのマザーウェルに所属するMFレノン・ミラー獲得に関心を示しているようだ。「（セルティックは）マザーウェルの選手との契約に向けての動きを強める予定であり、彼のためのスペースを作る必要があるかもしれない。契約締結に自信があり、このオフは獲得に絶好のタイミングだと考えている」と前置きしつつ、同メディアのスコット・バーンズ記者はミラー獲得とその余波で旗手が放出されるかもしれないと分析していた。

「ミラーは、何が起ころうとも（先発で）プレーしたいとのことだ。セルティックには多くのMFがいて、ミラーをまだ欲しがっているという事実から、おそらくそのうちの1人が夏に売却されるのだろう。そして、それはおそらく旗手怜央になるのではないだろうか。彼には（他のクラブから）多くの関心が寄せられているからだ。だから、旗手が去り、レノン・ミラーを獲得するだろうと予想している」

　旗手に関しては、過去にセルティックを率いており、アンジ・ポステコグルー監督が現在指揮するトッテナム、昨年の夏の移籍市場ではブライトンが獲得に関心を示しているとの噂があったこと。また、フランスからの1000万ポンド（約19億円）の入札を退けたことにも触れていた。

　他クラブからの関心が絶えないことから、「旗手の件には何かあると思う。彼が煽動していると言っているわけではないが、古橋と同じように、彼も自分の役割を果たしたとほのめかしていると思う。だから自然な別れのように感じられるだろう。1月にキョーゴを失ったのは奇妙だったが、旗手を失った代わりにレノン・ミラーを獲得したような気分だ。彼には、同じくらい、いや、それ以上に優れた選手になる可能性がある」と、旗手の放出とミラー獲得はポジティブな動きであることを伝えている。