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【写真：Getty Images】

川崎戦を不安視

　AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）準々決勝1stレグ、上海申花対川崎フロンターレの試合が5日に中国・上海虹口足球場で行われる。アジアの頂点を決める戦いが再開されるのを前にして、中国メディア『SOHU』は負傷者続出の上海申花の状況を不安視していた。

　新シーズンを迎えた上海申花は、ここまで5試合を消化して3勝1分1敗とまずまずの成績をおさめている。また、上海海港とのファイナルを制して、中国スーパーカップのタイトルも獲得していた。

　しかし、その一方で、直近5試合で負傷者が続出。合計5人の選手が離脱しており、FWサウロ・ミネイロとFWアンドレ・ルイスの助っ人コンビも川崎戦に出場できるか不透明な状況だという。

　同メディアは、「心配なのは、リーグ戦をまだ2節しか消化していないにもかかわらず、上海申花の選手5人が相次いで負傷していることだ」と前置きし、「中国スーパーリーグのチームは、AFCチャンピオンズリーグに参加しながら休むことなく練習を続けている。代表選手はワールドカップ予選の課題にも直面している。負傷者の発生は予想外だが、競技日程の衝突や代表選手の疲労も重要な原因だ」と、過密日程による疲労が新シーズン開幕したばかりであるにも関わらず、負傷者が続出する理由だと指摘していた。

　そして、「上海申花は今季最初の5試合で3勝1分1敗と好成績を収めており、その中には上海海港に勝利してスーパーカップを勝ち取ったこと。ACLで1勝1敗という成績も含まれる。もっとも、5試合すべてで失点を喫し、これまでに8失点していることは注目に値するだろう」と、負傷者の影響もあり失点が多いことも、川崎戦を前にした不安点としてあげている。