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「物議を醸す判定」ACLEで横浜F・マリノスが上海海港に勝利。中国メディアは判定に不満を示す「ハンドを犯した」

text by 編集部 photo by Getty Images

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース

【写真:Getty Images】

横浜勝利も

 アジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトステージラウンド16の第1戦、上海海港と横浜F・マリノスの一戦が行われた。試合は横浜FMが1-0で勝利している。中国メディア『捜狐』は現地時間5日に、この試合におけるある判定について不満を示していた。

 

 同メディアが不満を示していたのは、79分のシーンだ。上海が自陣右サイドからペナルティエリアへクロスを送ると、ボールは横浜FMの選手の頭をかすめてDF永戸勝也の方向へ。その後、永戸の右ひざ付近に当たった後、右肩、そして右腕付近にボールが触れている。

 記事では、「物議を醸す判定が再びACLで現れた」と前置きし、「永戸は上海の選手が攻撃を仕掛ける際にハンドを犯したが、PKを与えず現地では不満が広がっていた」と、右腕に触れたにも関わらずハンドを取らなかったことに不満を示していた。

 また、「ボールが最初に横浜FMの選手の太もも付近に当たり、その後手に跳ね返ったことからハンドとは判定されない。と、審判は説明した。そのため、新しい競技規則のもとではハンドとは判定されないという」と述べつつも、上海を率いるケヴィン・マスカット監督も「エリア内での相手DFのハンドは明らかだった。最終的な判定は、私たちが想定していたものとはかけ離れていた」と、判定に疑問を呈するコメントを残していたことも紹介していた。

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