8位：FC東京
【写真：Getty Images】
試合数：676試合
通算成績：278勝152分246敗（得失点差：56）
通算勝ち点：986
FC東京は、直近20シーズンのほとんどをJ1リーグで過ごしてきた。この間に積み上げた勝ち点は「986」で、9位以下を大きく突き放して当ランキングの8位に位置する。
首都・東京をホームタウンとするFC東京が直近20シーズンでJ2リーグに身を置いたのは、2011シーズンのみ。同シーズンはJ2優勝を果たし、1年でのJ1復帰を果たしている。
J1リーグを戦った計19シーズン中、10位以上の順位でフィニッシュしたのは14回。安定して中位以上をキープするだけでなく、2015シーズンの1stステージと2019シーズンは2位に輝いている。
2025シーズン、FC東京は3シーズンに渡ってアルビレックス新潟を率いていた松橋力蔵監督を新指揮官として招聘した。これまでも様々な指揮官が“東京スタイル”の確立を目指してきたが、松橋監督は「“良いサッカー”ではなく、“良いサッカーで勝つこと”」を目標に掲げている（FC東京公式サイト『FC TOKYO FANZONE』より）。
直近20シーズンのFC東京は、攻守どちらかに極端な偏りを見せず、バランスを保ちながら着実に勝ち点を得てきた。丁寧なつなぎからゴールへの道筋を見つけ出す形を志向する松橋監督の就任によって、試合へのアプローチには多少変化が現れるだろう。
だが、常に全力でプレーに取り組む選手たちの姿勢は不変であるはずだ。どのような試合でも青赤の魂を燃やし続けることこそ、指揮官が入れ替わろうとも変わらない“東京スタイル”だからである。
