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【写真:Getty Images】
菅原由勢の去就
サッカー日本代表DF菅原由勢が所属するプレミアリーグのサウサンプトンは、27試合を消化した段階でダントツの最下位と苦しい状況にある。シーズンも終盤を迎える中で地元メディア『DailyEcho』は、現在のチームの状況と今夏における自身の去就について言及する菅原のコメントについて伝えていた。
昨季は熾烈な昇格争いを制して、今季プレミアリーグに復帰したサウサンプトン。しかし、ここまでの成績は27試合を消化して2勝3分22敗勝点9の20位。ダントツの最下位に落ち込んでおり、19位のレスター・シティとは8ポイント差がついている。
昨年の12月にはラッセル・マーティン監督を解任して、新たにイヴァン・ユリッチ氏を招へいしたものの、直近リーグ戦5試合は1勝4分。勝利したのも、18位で昇格組のイプスウィッチ・タウンだった。
また、新監督になってから菅原は出番が制限されており、わずか4試合の先発出場と徐々に序列が低下している。今夏の移籍市場における自身の去就について聞かれた菅原は、「今シーズン終了後の将来について考えたくはない。セインツでのキャリアに集中するだけだから」と述べた上で、現在のチームの状況について以下のように言及していたという。
「今は厳しい時期だが、シーズンが終わるまでクラブのためにプレーしなければいけない。しかし今は、セインツでのパフォーマンスに集中するだけだ。降格した場合の移籍などについては考えていない。本当にそれについては考えたくない。プレミアリーグに残留するために戦うだけだ。それが私にできる唯一のことであり、私たちがしなければならないことだから」
同メディアは、「新監督のもとで僅か4試合しか先発していない。シーズン終了後、夏の移籍市場が開けば、彼の将来に疑問符がつくかもしれない」と、今夏の移籍市場に置いてある序列が下がり出番が制限されていることを考慮すると、シーズン終了には移籍を選択する可能性もあると指摘していた。
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