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「監督は満足していない」リーズMF田中碧へ示した指揮官の怒りに現地も驚き。その理由は「コントロールされたやり方で…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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田中碧
【写真:Getty Images】

田中に対する指揮官の反応に…?

 チャンピオンシップ(イングランド2部)第35節、リーズ・ユナイテッド対ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)が現地時間1日に行われ、1-1のドローに終わった。この試合にフル出場を果たしたリーズのサッカー日本代表MF田中碧について、現地複数メディアが報じている。

 

 9分に成功したリーズだったが、39分に同点弾を献上してしまうと、それ以降はゴールを奪うことができず。試合はそのまま終了して、1-1のドローに終わってしまった。惜しくも6連勝とはいかなかったものの、勝ち点を76に積み上げ、2位シェフィールド・ユナイテッドとは勝ち点3差となっている。

 この試合では、ダニエル・ファルケ監督が田中に対して怒りを示すような場面も見られていた。英メディア『LeedsUnitedNews』は、「田中が指揮官の怒りの理由だったことは、彼が移籍してから何度かあったようだ」と述べた上で、その理由について次のように報じていた。

「必ずしも悪いことではない。だが、監督は田中に大きく期待し、要求をしているようだ。今季、彼の能力はリーズを支えてきた。指揮官は彼のチーム内における役割をさらに高めようとしているのかもしれない」

 地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は、「指揮官は激怒していた。(失点が)起こることを予見していたからだ」と述べつつ、「チームが集中してシンプルにプレーする代わりに、1発を狙ったパスで楽しみすぎていたのを見ていたからだ。おそらく直近2試合の勝利で、誰もがゴールを狙っていたのだろう」と、チーム全体が攻撃的になりすぎたことが原因で、監督が怒りを示していたのではないかという風に予想していた。

 また、「監督はもう少しコントロールされたやり方でゴールを決めてほしいと思っていたのだろう。しかし、彼が見たのはウェストブロムがチャンスをつかみ、(リーズが攻撃的だったのを)利用することだった」と言葉を続けつつも、「選手たちはゴールを決めに行きたかったのだ」と、指揮官の怒りについては特に心配する必要はないことを強調していた。

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