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【写真:Getty Images】
冨安健洋を放出すべき?
アーセナルに所属する26歳のサッカー日本代表DF冨安健洋は2度目の膝の手術を行ったことにより、シーズン半ばではあるものの一足早く今季終了となった。英メディア『ARSENAL INSIDER』は、復帰が今年末に見込まれている冨安を夏の移籍市場で放出すべきだと指摘している。
開幕前のプレシーズンで負傷してしまった冨安は、昨年10月4日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦でベンチ入りし、84分に途中出場していた。しかし、膝の怪我が再発したことで再び離脱し、またも戦列から離れている。さらに、手術を決断したため、復帰は25年末だと伝えられていた。
英メディア『デイリー・メール』は、冨安が負傷して長期離脱する前から、クラブは売却を検討していたと報じていた。そのため、今夏の移籍市場において放出することを視野に入れて、怪我の復帰後に冨安の評価を行うとしていたという。しかし、再び負傷して手術をしたことにより、夏の移籍市場で放出するのは非常に難しい状況となった。
同メディアは、「冨安の堅実なプレーと度重なる負傷問題の両方に慣れてしまった」と前置きし、「フィットネスの問題が彼を悩ませ、21年に加入してからプレミアリーグでの先発出場はわずか36回に制限されている。時には過小評価されていると評されているが、彼の健康状態は決して信頼できるものではない」と、怪我をしていない時のパフォーマンスは高く評価しつつも、負傷離脱の回数が多すぎることを強調している。
また、「左SBはマイルズ・ルイス=スケリーとリッカルド・カラフィオーリが上位となり、右SBはベン・ホワイトとユリエン・ティンバーが冨安より上位に選ばれるだろう」と、現状のアーセナルDF陣の序列について指摘。
そして、「冨安をエミレーツに留めておく必要はもうなく、クラブは夏の間に彼を放出するために全力を尽くすべきだ。冨安の契約は26年夏に終了するが、アーセナルとしてはこのような質の高い選手をフリーで手放すことはできない」と、26年夏の契約満了が近づいているため、来夏の移籍市場を逃すとフリーで放出しなければならないことから、今夏の移籍市場で売却に動くべきだと指摘していた。
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