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Jリーグ 2日前

ガンバ大阪で活躍するため、南野遥海が“何か”を探す。期限付き移籍で築いた「あるべき姿から逆算した生活」【コラム】

シリーズ:コラム text by 高村美砂 photo by Getty Images

「確実に得られる物があった」「あるべき姿から逆算した生活」

 トップチームに昇格したその足で、テゲバジャーロ宮崎へ期限付き移籍。さらに24年は栃木SCに育成型期限付き移籍をし、試合経験を積み上げてきた。宮崎ではJ3リーグ38試合に出場し10得点。1つステージをあげた栃木ではJ2リーグ35試合に出場し7得点と、明確な数字を刻みながら、だ。

「たくさんの試合に出場できたことは何よりの収穫だったし、確実に得られたものがあったから、宮崎でも栃木でも『ゴール』という形で表現できたんだと思っています。また、ピッチ外のところでも、『プロサッカー選手』としてのあるべき姿から逆算した生活を過ごしながら、継続してフィジカル強化に向き合ってきた中で、自分なりに築き上げられたものもありました」
 

 ただ、それを自身にとって、本当の意味での『収穫』だと言えるものにするためには、「ガンバでの結果がいる」と南野。裏を返せば、J1リーグで、ガンバで自身が何かを掴んだと思える状況になって初めて、過去の経験は自分の肥やしになると考えている。

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