14位:藤枝MYFC vs 徳島ヴォルティス
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【写真:Getty Images】
試合会場:藤枝総合運動公園サッカー場
入場者数:7,206人
開催日:2月15日
2024シーズンのホーム平均入場者数を大きく上回る観客動員を実現させたのが藤枝MYFCだ。2月15日に行われた開幕節の徳島ヴォルティス戦では、本拠地『藤枝総合運動公園サッカー場』に多くの観客が来訪。同試合は、2節消化時点のJ2リーグ観客数ランキングで14位に食い込んでいる。
昨季の藤枝のホーム平均入場者数は4,274人。フルキャパシティーが10,057人の『藤枝総合運動公園サッカー場』は、シーズンを通して収容率42.5%を記録した。それが、2025シーズンの開幕を告げる徳島戦では7,206人もの人々が来場。チアダンススクールによるチアパフォーマンスや選手サイン会など、クラブ側が用意した各種イベントも好評を博した。
好調な客入りからは、3季目のJ2リーグを戦うチームに対する藤枝サポーターの期待度の高さもうかがえる。J2初年度の2023シーズンは12位でフィニッシュ。昨季は13位と1つ順位を落としたものの、須藤大輔体制5年目を迎えたチームは“超攻撃的エンターテインメントサッカー”を追求して見る者を惹きつける試合を披露し続けている。
徳島戦は後半に許した2失点を跳ね返せず、0-2で敗戦。スタジアムに駆けつけたサポーターに勝利を届けることはできなかったが、須藤監督は「全部が攻撃というテーマで今季は臨んでいますけど、選手たちが非常に一体感を持って、今季のスローガンの『ハイエナジー』をいかんなく発揮できたのかなと思います」と、チームの攻撃的な姿勢を評価した(2月15日掲載/Jリーグ公式サイトより)。
パッションがほとばしる試合を続けていく限り、藤枝のホーム戦には今後も大勢の観客が集まり続けるだろう。