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2022年にサッカー日本代表でもプレーした満田誠がガンバ大阪に活躍の場を移す。サンフレッチェ広島では3シーズンでリーグ戦87試合に出場していたが、今季の出場はAFCチャンピオンズリーグ2の数分間のみ。「年齢的には若くはなくなってきた」と話す25歳のMFは、なぜ期限付き移籍という決断を下したのだろうか。(取材・文:高村美砂)
著者プロフィール:高村美砂
雑誌社勤務を経て、98年よりフリーライターに。現在は、ガンバ大阪やヴィッセル神戸の取材がメイン。著書『ガンバ大阪30年のものがたり』。
「僕にはそこまでたくさんの時間が残されているわけではない」
サンフレッチェ広島・満田誠のガンバ大阪への期限付き移籍が発表された。今日、28日から全体練習に合流したという。
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広島ユースで育ち、流通経済大学を経て、広島でプロキャリアをスタートした満田にとって、クラブを離れる決断は簡単ではなかったが、自身が将来の目標に描く『海外でのプレー』や日本代表から逆算し、踏み切った。
「今シーズンが始まって、出場機会がなかなか掴めない状況が続いた中で、正直、悩みました。広島には感謝の気持ちも大きいですし、皆さんに活躍を期待していただいていることは僕も感じていたので、それに応えることができなかったのも申し訳なく思います。
ただ、年齢的には若くはなくなってきた中で、この先のサッカー人生を考えても、僕にはそこまでたくさんの時間が残されているわけではないので。この決断を自分なりに正解だったと思えるようにしていかなくちゃいけないと思っています。
ガンバには、それこそ宇佐美(貴史)選手といった攻撃的な選手もいて、参考になるところは多いはずだし、僕のプレースタイル的にもチームが志向するスタイルに合うはず。この先のキャリアを考えても、ガンバのサッカーを体感することは自分の成長につながっていくんじゃないかと思っています」
開幕からすでに3試合を戦い1勝2敗と、今シーズンのガンバは今ひとつギアが上がらないスタートになっているが、そこは気にならなかったという。