「私の考えでは…」。キヴが指揮官に指名された理由
「厳しい挑戦になるだろうが、魅力的なものだ。キヴはこれまでになくこの挑戦を望んでいた。他のどんなオファーも受け入れなかった。才能ある若手選手たちを“カクテル”し、活かしていくことになるはずだ。(アドリアン・)ベルナベ、(アンジェ=ヨアン・)ボニー、それ以外の多くの若者たちが中心となろう。
若いチームをうまく指導でき、インテルでも多くの若手を育ててきた。私の考えでは、まさにこの理由で彼が選ばれたのだと思う」とキヴが指揮官に指名を受けた要因を独自の視点で語っている。
44歳のキヴは、2014年インテルでの現役引退後、UEFAマッチアナリストの職を経て、2018年にU17インテルの指揮官に就任した。20/21シーズンにはプリマヴェーラを指揮し、シーズンを2位でフィニッシュ。ファイナルステージでは、決勝でリーグ1位のローマを2-1で下し、3年ぶり史上最多10度目の優勝に導いた。この時の手腕が評価されてのパルマ指揮官就任であるとマテラッツィは明かしている。
さらに、「彼の攻撃的なスタイルは明確だ。インテルの下部組織では、常に4-3-3のシステムを採用していたので、ウインガーがその恩恵を受けるだろう。パルマには優れたサイドの選手を擁している。その中でも、キヴの同胞である(デニス・)マンが思い浮かぶね」と続けていた。