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【写真：Getty Images】

前田に名門の選手たちが注目？

　スコットランド・スコティッシュプレミアシップのセルティックで活躍する、サッカー日本代表FW前田大然。そんな前田について、ドイツの名門クラブであるバイエルン・ミュンヘンの選手たちも注目していたようだ。英メディア『BBC』が伝えている。

　プレミアシップ第28節、セルティック対アバディーンの試合では2ゴールを決める活躍を見せていた前田。この試合での得点によって、今季の前田は公式戦合計25ゴール9アシスト。スコットランドリーグにおいては合計11ゴールとなり、得点ランキング1位のFWサム・ドルビー（ダンディー・ユナイテッド）とはわずか1点差で、得点王の座も見えてきた。

　敗れてはしまったものの、UEFAチャンピオンズリーグ・決勝トーナメントプレーオフのバイエルン戦でも1ゴール1アシストを記録する活躍を見せている。セルティックに所属するアメリカ代表DFキャメロン・カーター・ヴィッカースは、トッテナムで同僚だったバイエルンの元イングランド代表MFエリック・ダイアーとの間で、前田が話題になっていたことを明かしていた。

「バイエルン戦後にダイアーと話をしたが、ファーストレグが終わった後にバイエルンの選手全員が、前田はどれだけ走るのか、どれだけエネルギーを費やしているのかなどについて話したと言っていた。信じられないことだ。ただ話していただけだったが、ダイアーはファーストレグの後にドレッシングルームにランニングの統計データが貼られていたと言っていた。（バイエルンの）みんなが前田がどれだけ早く走っていたかについて話していたようだ」

　
　カーター・ヴィッカースも前田について、「プレーぶりは素晴らしい。DFたちを上回り、常に動いているから捕まえるのが難しい。彼は脅威だ」と、活躍ぶりに賞賛の言葉を送っていた。

　公式戦25ゴールと得点を積み重ねる中で、来季の去就についても注目され始めた前田。少なくとも、ヨーロッパ屈指の強豪クラブであるバイエルンの選手たちの目には驚異的な存在として映っていたようだ。