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最も高いのは? Jリーグ、胸スポンサー企業の売上高ランキング1〜10位。日本を代表する企業も多数!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

胸スポンサー:富士通(電気機器)
売上高:3兆7,137億円(2023年3月31日時点)

 川崎フロンターレの胸スポンサーは、川崎市に本社を置く日本有数の総合電機メーカーの富士通だ。2023年3月期の売上高は3兆7,137億円で6位にランクインした。

 同クラブの前身は、1955年創部の富士通サッカー部。1998年にJリーグ準会員となり、1999年にJリーグへ昇格した。胸スポンサーは一貫して「FUJITSU」で、2013シーズンからはセカンドユニフォームに同社のスマートフォン・タブレットブランド「ARROWS」のロゴが掲出された。

 さらに、2024年から等々力陸上競技場のネーミングライツを取得し、本拠地が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となるなど、クラブを支援し続けてきた。

 ただし、川崎フロンターレは2001年、地域密着型クラブを目指す方針を固めた際に、川崎市や他企業を株主に迎え、富士通の影響を抑え、地域密着を強めた。現在の富士通の株式保有率は約20%とされる。

 吉田明宏代表取締役社長をはじめ、経営陣には富士通出身者が多く、クラブ運営に関与しながら、地域密着の方針を支えている。

 2017シーズン以降の5年間でJリーグ優勝4回を達成し、黄金期を築いた川崎フロンターレ。近年は成績が振るわないが、富士通の支援体制は変わらない。

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