8位:ジュビロ磐田
胸スポンサー:ヤマハ発動機(輸送用機器)
売上高:2兆4,148億円(2023年12月期)
ジュビロ磐田の胸スポンサーを務めるのは、世界的な輸送用機器メーカーであるヤマハ発動機。2023年12月期の売上高は2兆4,148億円に達し、Jリーグの胸スポンサー企業の中でも8位の規模を誇る。
ジュビロ磐田の前身は、1972年に創部されたヤマハ発動機サッカー部で、Jリーグ準会員となった1992年にプロクラブとして再編された。Jリーグ参戦当初は「Nestle」が胸スポンサーを務め、2006年からは飯田産業に変更。しかし、2009年以降は「YAMAHA」のロゴが掲出されている。
クラブの経営にはヤマハ発動機が深く関与しており、歴代の代表取締役社長にはヤマハ発動機出身者が多い。現在の浜浦幸光社長も同社のラグビー部出身の「体育会系」だ。
ジュビロ磐田のホームスタジアムである「ヤマハスタジアム」は、ヤマハ発動機が所有する施設であり、運営管理も同社によって行われている。
また、ヤマハ発動機はスポーツを通じた地域貢献にも積極的で、ジュビロ磐田を通じてサッカーの普及活動やスポーツ振興、郷土愛の醸成を目指した活動にも力を入れている。