15位:湘南ベルマーレ
総フォロワー数:224,516人
X:172,516人(12位)
Instagram:52,000人(17位タイ)
インドネシア代表DFのプラタマ・アルハンが2022年3月に東京ヴェルディに加入し、同クラブのインスタグラムのフォロワーを爆増させた。アルハンはすでに退団したが、その影響はいまだに続いており、今回のランキングでヴェルディは全体の7位に入っている。インスタグラム部門においては堂々の1位だ。
今季は同国代表のDFサンディ・ウォルシュが横浜F・マリノスに加入しており、同様の現象が起きている。280万人超えのフォロワーを抱える守備職人は、J屈指の強豪の国際的な知名度を上げた。
タイ代表MFチャナティップ・ソングラシンの北海道コンサドーレ札幌での活躍も考えると、アジア諸国からのポジティブなエネルギーはもはや明白と言って良いだろう。
湘南ベルマーレもこれまでに韓国やオーストラリア、中国などのAFC加盟国から選手を獲得してきたが、アジア全体に強い関心を向けている。2022年に設立されたベルマーレ・アジア・フットボール・アライアンス(通称:BAFA)では「“アライアンス(連合)”としてのスケールメリットを活かすこと」を目標に活動を行ってきた。
今年1月にはクラブ公式から、期間終了に伴って中国の武漢三鎮FCなどアジア諸国3つのチームとの提携を解消したと発表された。BAFAの呼称利用も2024年12月までとなっている。しかし、タイのノンブアピッチャヤFCやインドネシアのASIOPアカデミーとの関係は今季も続くようだ。
現在のファンベースもJリーグ上位の規模を誇るが、これらの試行錯誤が実を結んだとき、さらなるスケールアップが見込まれる。