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【写真：Getty Images】

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　ポルトガル・プリメイラ・リーガのスポルティングCPに所属する、サッカー日本代表MF守田英正が今夏に移籍する可能性が持ち上がった。ポルトガルメディア『ABola』は現地時間25日に、守田がスポルティングと契約更新をしない意向であることを、クラブに伝えたと報じている。

　22年夏にスポルティングに加入した守田。中盤の主力選手として欠かせない存在になると、昨季はリーグ戦29試合に出場して2ゴール4アシストを記録。リーグ制覇を成し遂げる原動力の1人となった。

　今季は負傷の影響で離脱する期間もあったが、シーズン途中で指揮官が代わる中で変わらず主力選手として起用されている。そんな守田とスポルティングの契約は、26年夏までだと伝えられていた。同メディアは、「スポルティングでの守田の終焉」と題して、日本代表選手が今夏にクラブを離れる可能性が高いことを伝えている。

「スポルティングの経営陣は、2026年に契約が終了し、キャリアを新たな方向に進めたいと考えている日本人選手と会談した。彼は怪我から復帰し、ライオンズでの最後の試合に出場する準備をしている。26年6月に終了する契約を更新することを提案したが、日本人選手は更新しない意向を表明したため、契約最終年の初めの夏の市場で移籍することになる」

　また、「29歳の彼はイングランド・プレミアリーグを筆頭に他のリーグに挑戦したいと考えており、スポルティングが1年以上前から意向を示していた契約延長の意思はないことをすでにクラブに伝えた」と、守田は他国リーグへの挑戦を考えているとも明かしていた。

　クラブ側の意向としては、26年夏にフリーで離れてしまうことを防ぐために、今夏の移籍市場において守田売却に動くようだ。仮に今夏の移籍市場で守田が退団する場合、1000万ユーロ（約16億円）程度の移籍金になると予想していた。なお、守田が契約更新をしない意向であり、それを前もって伝えたことからクラブは引き留めはしない可能性が高いとも指摘していた。