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バルセロナ対アトレティコ・マドリード、両者譲らずドロー
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝1stレグ、バルセロナ対アトレティコ・マドリードの試合が現地時間25日に行われ、試合は4-4の引き分けに終わった。劇的な幕切れとなった試合について、スペイン紙『スポルト』は感銘を受けた様子で報じている。
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、フェラン・トーレスやラフィーニャ、ダニ・オルモなどを先発起用。試合開始して1分、アトレティコのフリアン・アルバレスに先制点を決められてしまう。さらに、6分にはアトレティコのアントワーヌ・グリーズマンにもゴールを決められ、バルセロナは早々に2点を追いかける展開となった。それでも19分にバルセロナのペドリが1点を返すと、21分にはバルセロナのパウ・クバルシが追加点を決めた。そして、41分にはバルセロナのイニゴ・マルティネスも得点し逆転に成功。75分にはバルセロナのロベルト・レヴァンドフスキもゴールを決めて2点差とする。
このままバルセロナが勝ち切るかに思われたが、ここからアトレティコが反撃を開始。84分にアトレティコのマルコス・ジョレンテが得点すると、後半アディショナルタイムにはアトレティコのアレクサンダー・セルロートが劇的ゴールを決めた。土壇場でアトレティコが同点に追いつき、試合は4-4の引き分けに終わっている。
この結果を受けて、同紙は「バルセロナとアトレティコの対決は常識を超えたものになる。予測不可能で、まるで電流が走るような緊張感に満ち、ほとんどの場合は観る者を魅了する壮大なスペクタクルとなる。今回の試合も期待を裏切ることなく、最終的には完全な狂乱状態へと突入した。これぞ昔ながらのコパ・デル・レイのバルセロナ対アトレティコの試合であり、感情が記憶に深く刻まれる、忘れられない一戦となった。バルセロナファンとアトレティコファンの心に永遠に残る試合となるだろう。カンプ・ノウに集まった観客は、偉大な選手たちが繰り広げた白熱の戦いを目撃し、試合終盤の同点劇によりバルセロナファンにとっては悔しさの残る結末となった」と報じている。
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