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嬉しい限り! 日本で引退した外国人スーパースター6人。世界レベルを披露してくれた偉大な男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:フェルナンド・トーレス(元スペイン代表)

フェルナンド・トーレス
【写真:Getty Images】

生年月日:1984年3月20日
最終在籍クラブ:サガン鳥栖

 エル・ニーニョ(神の子)と呼ばれた男がサガン鳥栖に来る…。この知らせはJリーグ全体に大きな衝撃を与えた。

 元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、2018年夏に鳥栖の一員になった。弱冠15歳でアトレティコ・マドリードとプロ契約を締結した「神童」であったトーレスは、アトレティコやリバプールなど名だたるビッグクラブで活躍。抜群のスピードとシュートセンスに加えて、すらりとした体格と端正な顔立ちも相まって、一躍スター選手の仲間入りを果たした。

 また、スペイン代表として公式戦110試合に出場。ラ・ロハ黄金期の一員として、2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)優勝や、2008年と2012年の欧州選手権(EURO)優勝を経験している。

 そんな世界的ストライカーが、鳥栖に加入するというビッグニュースの真偽を疑った人も少なくないだろう。移籍前に発生したJリーグ公式サイト上の誤発表騒動もあって、鳥栖への加入記者会見ではトーレスが手に持った『誤報じゃないよ! ほんトーレス!』と書かれたタオルマフラーが話題となった。

 ただ、大きな期待を受けてJリーグに参戦したものの、トーレスは及第点以上の活躍は見せられず。在籍2シーズンで公式戦40試合に出場して7ゴール2アシストという結果に終わった。2019年8月に開催された第24節ヴィッセル神戸戦を最後にスパイクを脱いでいる。

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