3位:RB大宮アルディージャ対モンテディオ山形
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【写真:Getty Images】
試合会場:NACK5スタジアム
観客数:13,418人
昨季J3優勝を果たしたRB大宮アルディージャには、今オフ大きな変革が起きた。レッドブルグループが大宮の全株式と運営権を獲得し、クラブに外資の力が注入されることとなったのである。
注目度が高まった大宮は、オフに大型補強を敢行する。京都サンガF.C.から加入した豊川雄太や、横浜FCから獲得したガブリエウは今年の大宮の攻守の要となるだろう。
大きな期待感を持って迎えた開幕戦は、NACK5スタジアムがほぼ満員となる13,418人が来場し、異様な熱気に包まれた。昨年までリバプールの監督を務め、レッドブルのグローバルフットボール責任者に就任したユルゲン・クロップが試合視察に訪れるというサプライズもあり、試合前からスタジアムのボルテージは高まっていた。
試合はその熱狂をさらに加速させる劇的な展開に。52分に大宮が先制に成功するも、66分に山形が同点に追いつき迎えた90分、途中出場の藤井一志が劇的弾を叩き込んだ。2年ぶりのJ2で劇的勝利を収めた大宮が、リーグに旋風を巻き起こすことが出来るか注目である。