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若くして評価され、「天才」と称される選手たちがいる。しかし彼らがそのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみ、コンディションを落としていく者もいる。今回はJリーグクラブの育成組織で期待を集めながらも、才能を発揮しきれなかった選手を紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。対象はユース出身者のみ
FW:新川織部(にいかわ・おりべ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年7月16日
下部組織:名古屋グランパスU-18出身
主な在籍クラブ:名古屋グランパス、FC琉球
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新川織部は、名古屋グランパスU-18で高校2年生のときから背番号10をつけて活躍した。2006年には高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会で準優勝したチームの中心選手としてプレーし、2007年に吉田麻也ら同期とともにトップチーム昇格を果たした。
168cmと小柄ながら、テクニックとスピードをいかしたドリブルを武器に、ユース時代は「無双状態」だった新川だが、プロ入り後は高い壁に直面した。
ベテランの藤田俊哉や玉田圭司、2005年加入の本田圭佑といった実力者とのポジション争いで出場機会を得ることができず、3年間でリーグ戦の出場はわずか1試合にとどまり、2009シーズン終了をもって契約満了となった。
その後、JFLのFC琉球に加入した新川は、2シーズンでリーグ戦46試合に出場したが、得点は「1」にとどまり、2011年に現役を引退した。
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