サッカーU-20日本代表　最新ニュース

大関友翔が準決勝を前にインタビューに応じる

　サッカーU-20日本代表は26日、AFC U-20アジアカップ2025・準決勝でU-20オーストラリア代表と対戦する。決勝進出を掛けた一戦を前に、ここまで全4試合に先発しているMF大関友翔が、AFC（アジアサッカー連盟）のインタビューに応じている。

　23日に行われた準々決勝のイラン戦では、PK戦までもつれ込んだ死闘を制し、4大会連続12度目のU-20ワールドカップ出場を決めた日本。この一戦で、中盤の位置から何度も鋭いパスを通し、チャンスを演出していた川崎フロンターレ所属の背番号「10」が、今大会での戦いぶりや所属クラブのレジェンドでもある中村憲剛氏についても語っている。

　ここまでの4試合で210本ものパス本数を記録している大関は「日本は4-2-3-1のシステムを採用していて、私がプレーする守備的MFのポジションは攻撃と守備の両方で重要です。MFとして、攻撃に貢献しながら守備をサポートするなど、ゲームの両面で違いを生み出すことが大切です」とコメント。

　続けて「個人としては、攻撃面が強みだと思っています。ゴールを決めたり、アシストしたり、決定的なプレーをして結果を出すことでチームに貢献できます」と自身のプレーの特徴について説明し、「すでに引退されていますが、中村憲剛さんは世界で最も尊敬する選手です。私のロールモデルであり、目指している選手でもあります」とフロンターレユース出身の20歳は語っている。

　また、ここまでの勝ち上がり方については「今大会は当初予想していたよりも厳しいものでした。それでも、私たちの最大の目標はワールドカップの出場権を得ることだったので、それを達成できたことを嬉しく思います。ただ、アジアカップで優勝し、チャンピオンとしてワールドカップに臨むことも目標のひとつなので、戦いはまだ終わっていません」と話し、「前回の試合に比べて、チームとして本当に成長できたと思っています。最後までその成長を見せ続けることができれば、素晴らしい結果を出せると感じています」とチームの成長に自信を示しつつ、大会制覇を誓っている。