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古賀塔子、過密日程で連戦も「全然問題ない」
シービリーブスカップ(アメリカ遠征)第2戦、コロンビア女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が24日に行われた。試合はなでしこジャパンが4-1の勝利を収めた。古賀塔子がコロンビア戦翌日にオンラインでの取材に臨み、次の試合への意気込みなどを語った。
古賀は所属するフェイエノールトで、16日に行われた女子KNVBカップ・ラウンド16のエクセルシオール戦(4-2)に先発出場となると、120分間フルでプレー。その後、代表に合流となるも、オーストラリア、コロンビア戦とフル出場を果たした。コンディション面について古賀は「自分自身、チームで120分戦ってきてここ連戦が続いてますけど、コンディション的には全然問題なくしっかりプレーできていると思いますし、アジア競技大会とかでも5試合ずっと連戦でっていう環境でやってきたので、特にそこは自分も苦手意識なく試合に臨めている」と心配はないようだ。
コロンビア戦はCBとして先発出場を果たしたが、後半は高橋はなとポジションを入れ替える形で、右SBでプレーした。左サイドのリンダ・カイセドに前半アディショナルタイム(AT)に得点を奪われたこともあり、右サイドでスピードのある選手の対応をしていた。
ポジションを変更したことについては「前半やっぱりカイセド選手が相手のカウンターの起点になって、自分たちのピンチを招く状況になっていたので、そこで自分がカイセド選手と対峙して、守るっていうのは監督にも求められていたところです」とコメント。さらに、「しっかり自分自身も対峙できたのかなっていうのと、試合中にポジションが変わるというのは、やっぱり見える視野っていうのも全然違いますし、対峙する相手もそうですけど、普段はSBはあまりやらないので、難しい場面でしたけど、まずは守備の部分から入るというのはしっかり意識して対峙できたかなと思います」と普段は主にCBとしてプレーしているが、SBとしても手応えを感じていたようだ。
なでしこジャパンは第3戦のアメリカ女子代表戦で引き分け以上となると、同大会初優勝が決まる。パリ五輪の時とは相手はメンバーが大幅に変わっているが、「パリ五輪の時は、負けてしまったのもそうですけど、自分たちに主導権がなくて、ずっと守備から入ってカウンターっていうサッカーだったので、自分たちにとってもやりたいサッカーができなかったという印象なので、この2試合やって自分たちが主導権を握ってボールを持ってサッカーをするという状況で、アメリカと対戦できるっていうのをポジティブに思いますし、しっかりアメリカに対してもボールを保持して、自分たちの日本のサッカーっていうのを体現しながら、借りを返すっていうのもできたらなと思います」と強い意志を示した。
(取材・構成:折原亘)
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