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藤野あおばが意識していることとは?
シービリーブスカップ(アメリカ遠征)第2戦、コロンビア女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が24日に行われた。試合はなでしこジャパンが4-1の勝利を収めた。その翌日に藤野あおばがオンラインでの取材に臨み、自身が意識していることやアメリカ合衆国女子代表戦に向けても話した。
藤野はオーストラリア女子代表との第1戦でスタメン出場を果たすと、積極的な仕掛けを見せ、3点目の浜野まいかのゴールに関与した。続くコロンビアとの第2戦でもスタメン出場を果たし、チームの勝利に貢献している。
所属するマンチェスター・シティWFCでは主に右サイドで起用され、積極的な仕掛けからクロスボールを送り、チャンスを創出するシーンが多く見られるが、「マンチェスター・シティに加入してから、一つ一つメディアで取り上げられるような形としての成果だったり、結果はまだ出せてないですけど」と話しつつ、「一歩一歩本当に成長しているというのは自分の中で感じている」とコメントした。
さらに、「気持ちの変化とかは特にないですけど、ワイドでボール持ったら必ず仕掛ける選手というか、攻撃的な積極性だったりとか、1つの意思表示として自分が持ったら絶対に仕掛けるっていうそういうシチュエーションは、最近プレーが単発になっているのは感じているところですけど、そういう周りに対してもボールを持ったら何をするっていう明白にわかるっていうのは大事」であると語った。
藤野はなでしこジャパンとシティで求められる役割について「所属クラブで求められていることと、代表で求められていること、あるいはやってもいいことは自分の中では違うなっていうか、シティではより制限された場所でプレーしなければいけないっていうところから、代表では流動的に間に入って受けたりとか、中にポジションを取って外のSBを活かしたりとか、そういう与えられている状況でプレーはできているので、オーストラリア戦とコロンビア戦で、状況を1つ1つ見て判断するということは躊躇することなくできているところだと思う」と話している。
また、第3戦の相手はアメリカになるが、「チームが共通意識を持ってやることが大事だと思うので、そういうところは残り1日ですけど、短い時間の中ですり合わせができれば、勝てない相手ではないと思うので、勝利をもぎ取れるのかなと思います」と自信を示した。
(取材・構成:折原亘)
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