フットボールチャンネル

フォーカス 1日前

降格の危険も? J2戦力総合評価ランキング11〜20位。上位進出を狙うクラブを格付け!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:藤枝MYFC

藤枝MYFC
【写真:Getty Images】

戦力評価:D
2024順位:13位
監督:須藤大輔

 藤枝MYFCは2024シーズンのJ2を13位で終えたが、2025シーズンは厳しい戦いが予想される。

 須藤大輔監督が就任5年目を迎える今シーズン、チームは再び攻撃的サッカーへの回帰を目指している。J2初年度の2023シーズンには61得点72失点という攻撃的なサッカーを展開したが、翌2024シーズンは守備改善を図った結果、失点は「57」に減少したものの得点力が「38」まで低下。この得点力不足が大きな課題として浮き彫りになった。

 原点回帰を目指す藤枝だが、昨シーズン16得点を挙げたエースの矢村健が期限付き移籍元のアルビレックス新潟に復帰。新加入の松木駿之介は昨シーズンJ3で11得点を記録したが、矢村の穴を埋めるのは容易ではない。昨シーズン途中に清水エスパルスから期限付き移籍で加入した千葉寛汰も15試合2得点と物足りず、不安が残る。

 攻撃面での明るい材料は2列目にある。清水エスパルス、ジュビロ磐田を経て加入した金子翔太はプレシーズンマッチでも活躍を見せ、藤枝のハイプレス戦術にフィットしそうだ。

 ボランチでは、ベガルタ仙台から加入した松下佳貴のゲームメイク力に期待したい。ザスパ群馬から獲得した川上エドオジョン智慧のサイド攻撃にも注目だ。

 守備陣は中川創を軸に、在籍7年目の川島將、さらに水戸ホーリーホックから加入した楠本卓海が支える。193cmの長身ブラジル人DFホッキ・ジュニオールの能力次第では、昨シーズン以上に強固な守備ラインが形成される可能性もある。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!