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左サイドで躍動する畑大雅が感じる手応え
湘南ベルマーレは24日、オンラインでメディア対応を行い、畑大雅が出席した。湘南はホームで鹿島アントラーズを1-0、アウェイでセレッソ大阪を2-1で下して開幕2連勝を達成した。2戦とも左ウイングバックで先発フル出場した畑は、持ち味のスピードをいかんなく発揮している。
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昨季からの変化として、縦へのスピードが上がっている。相手のコーナーキックからボールを回収し、そのままロングカウンターにつなげた場面がその代表例。その理由の1つとして、右サイドで起用されている藤井智也の存在は大きいだろう。ここまでチームトップの53回のスプリント回数を記録し、その突破力を生かしてチャンスを作っている。
逆サイドの畑もまた然り。「両ワイドに似たような(スピードを武器にする)タイプがいるので、スピードアップしやすい」という畑は、セレッソ戦で藤井を1回上回る25回のスプリント回数を記録している。「速い攻撃ができるようになっているので、必然とスプリント回数が上がるし、カウンターに出ていこうという意識が今年は多くある」と変化を感じている。
スプリント回数のようなデータについては「ほぼ見ないので、周りに言われて『あ、そうなんだ』と思うくらい」と言うが、「特徴を活かすようにサッカーをしているので、それがデータに出たのかな」と分析している。
セレッソ戦から中3日で浦和レッズとの対戦を控える。「毎試合キツいですし、ヘトヘトですけど、終わってからいいリカバーをして、いい食事をして、いい睡眠をして、次の試合に向かうというサイクルがきちんとできている」と好調の要因を挙げる。昨年10月に入籍した湘南黒豹(ブラックパンサー※)は、浦和にとって脅威になるだろう。
※サポーターが応募し、選手が選んだキャッチコピー
(取材・文:加藤健一)
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