サッカーU-20日本代表　最新ニュース

【写真：Getty Images】

U-20アジア敗退の中国

　サッカーU-20日本代表は23日、AFCU-20アジアカップ2025・準々決勝でU-20イラン代表と対戦し、1-1で引き分け、PK戦（4-3）の末に準決勝進出を決めた。中国メディア『SOHU』は現地時間23日に、敗退したU-20中国代表とベスト4進出を決めた日本、そしてU-20韓国代表を比較している。

　延長戦まで突入するも決着がつかなかったイランとの試合は、結局PK戦を制して日本がベスト4進出を決めている。この勝利によって、今秋開催予定のFIFAU-20ワールドカップ出場権も獲得した。また、同日に行われた韓国とU-20ウズベキスタンの試合もPK戦の末に、韓国が勝利している。

　一方、U-20サウジアラビア代表と対戦した開催国の中国は、後半アディショナルタイムに失点してしまい0-1で敗北していた。同メディアは、「日本と韓国はベスト4に進出したが、中国はまた挫折してしまった」と述べた上で、「中国サッカーとアジアのトップレベルとの差はますます顕著になっている」と、U-20W杯出場権を逃してしまった自国とアジアトップレベルの国々との差を嘆いていた。

　また、「中国は少なくとも4回以上のビッグチャンスを作って優位に立っていたが、これを逃してしまった。PKを失敗すると中国チームは混乱に陥った。本当に残念だ。サッカーは中国に似合わない種目なのだろうか」と、悲観的な言葉も続けている。

　今回U-20アジア杯に参加した中国代表は、国内でも黄金世代と呼ばれて期待されていた。それだけに、あと一歩のところでU-20W杯出場を逃してしまったのは、現地でもショックの出来事だったようだ。