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Jリーグ 4日前

育成上手!? J1クラブ別アカデミー出身選手の総市場価値ランキング1~10位。最も生え抜き選手の価値が高いのは?

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:サンフレッチェ広島

川辺駿
【写真:Getty Images】

監督:ミヒャエル・スキッべ
2024リーグ戦成績:2位(19勝11分8敗)
アカデミー出身選手の総市場価値:1210万ユーロ(約19.4億円)
最高額選手:川辺駿(400万ユーロ/約6.4億円)

 J1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値ランキングで1位に輝いたのはサンフレッチェ広島だ。アカデミー出身選手の総市場価値や最高額選手の金額で他を圧倒していることからも、誰もが納得する“育成王者”だと言えるだろう。

 現在、広島のトップチームには14人のアカデミー出身選手が所属している。ちなみに、現在トップチームに所属しているアカデミー出身選手の「数」にフォーカスしても、広島はFC東京(16人)に次ぐ2位の好成績を収めている。アカデミー出身選手の総市場価値は1210万ユーロ(約19.4億円)で、2位の柏レイソルより602万ユーロ(約9.7億円)も多い。

 最高額選手の金額も圧倒的である。ジュニアユース時代から広島に在籍する川辺駿の市場価値は400万ユーロ(約6.4億円)だが、これは柏レイソルの細谷真大を240万ユーロ(約3.8億円)上回る額だ。チームのコンダクター(指揮者)である川辺がいるといないとでは、広島のサッカーの質は大分変わってくる。29歳の生え抜き選手はそれほどの影響力を持っている。

 川辺以外にも、現在のトップチームには主軸として活躍するアカデミー出身選手が勢揃いしている。

 絶対的守護神の大迫敬介、空中戦が武器の186cm長身センターバック荒木隼人、高精度の左足を持つ東俊希などは、2024シーズンに最後までJ1優勝争いを演じて2位でフィニッシュしたチームの根幹をなすプレーヤーたちである。

 タイトルレースに貢献できるレベルの選手を次々と育てている広島こそ、“育成上手”の称号に相応しいだろう。

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【了】
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