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2025シーズンのJリーグが開幕した。開幕戦の“大阪ダービー”では、セレッソ大阪の北野颯太が大活躍。小学生の頃からC大阪のスクールに通っていた生粋の“桜の戦士”だ。開幕節のその他の試合でもクラブ生え抜きの選手たちが躍動したが、果たしてJ1リーグでアカデミー出身選手の総市場価値が最も高いのはどのクラブなのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値をランキング形式で紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は2月23日時点
10位:横浜F・マリノス
監督:スティーブ・ホーランド
2024リーグ戦成績:9位(15勝7分16敗)
アカデミー出身選手の総市場価値:278万ユーロ(約4.4億円)
最高額選手:喜田拓也(90万ユーロ/約1.4億円)
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J1クラブ現役アカデミー出身選手の総市場価値ランキングで10位に入ったのは、数多くの生え抜き選手をサッカー界に送り出してきた横浜F・マリノスだ。最新版のデータによると、横浜FMアカデミー出身選手の総市場価値は278万ユーロ(約4.4億円)を記録している。
現在、横浜FMのトップチームには13人のアカデミー出身選手が所属している。最高額選手は、2019シーズンからキャプテンを務めている喜田拓也。小学生の頃からトリコロール軍団でプレーし続けている“バンディエラ”には、90万ユーロ(約1.4億円)の価値が付いている。
横浜FMの素晴らしいところは「生え抜き選手の戦力化」と「タイトル獲得」を両立させてきた点にある。J1リーグでは年間優勝とステージ優勝をそれぞれ5回ずつ経験。リーグ屈指の盟主であることに異論の余地はないだろう。
2025シーズンを戦うチームにも、天才レフティーの天野純や、現在進行形で進化中の山根陸といった“マリノス産”の主力選手が在籍。アンデルソン・ロペスやヤン・マテウスのような強力助っ人たちとうまく融合し、チームの総合力を押し上げている。
今季から新指揮官にスティーブ・ホーランド監督を据えたのも、育成戦略の一環かもしれない。同監督はイングランド代表の首脳陣を務めた他、同国のU-21代表でアシスタントコーチも担当。ストーク・シティ(イングランド)時代にはアカデミーコーチを任され、育成年代の指導や目利きに長けている。
今後、横浜FMのトップチームにはさらに多くのアカデミー出身選手が送り込まれることが予想される。