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英国人が見たサッカーU-20日本代表対イラン戦「まったく修正できていない」「小倉はまるで…」「今日の決定力で考えれば…」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカーU-20日本代表は23日、AFC U20アジアカップ中国2025の準々決勝でU-20イラン代表と対戦し、1-1で突入したPK戦を4-3で制した。この結果、日本代表はU-20W杯の出場権を獲得。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)

「まずは守備の整理」「タイ戦以降まったく修正できていない」

U-20日本代表
【写真:Getty Images】

――ショーンさん、本日もよろしくお願いします! 先発は次の通りです。GK荒木琉偉、DFは梅木怜、市原吏音、喜多壱也、髙橋仁胡、MFは小倉幸成、大関友翔、佐藤龍之介、石井久継、FWに神田奏真、井上愛簾。日韓戦からは中川育に代わって井上が入りましたね。U-20ワールドカップ(W杯)の出場権がかかる大事な試合ですが、日本にはどんな戦いを期待したいですか?

「まずは守備の組織や整理が非常に大事だと思います。チャンスは作れると思うけど、その一方で、ちょっとしたミスで失点するようなことがあったらもったいないです」

――イランはグループリーグ3戦で11得点と攻撃力があります。これまでのチームとは一味違うかもしれないですね。

「決定力もそうだし、インテンシティもそうだと思います」

――5分、そんなことを言っている間に、早速先制点を決められました。

「あら、いきなりやられました…。オフサイドだけど…」

――こういう大事な試合はVARを入れてほしいですね。

「あったら取り消されると思いますが、今回も日本の甘い守備が相手のゴールにつながりました。この課題はタイ戦以降まったく修正できていません」

――ショーンさんから見てどのあたりに守備の甘さを感じますか?

「ボールホルダーに対してのプレッシャーが良くないと思います。寄せるか寄せないか迷いがあり、ファウルをしてしまった瞬間に相手はポジティブなアクションをして失点しまう場面が多いです」

――中盤で鋭い縦パスは何度か入りますね。

「大関から佐藤へのパスは非常に良かったですね」

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