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北川ひかるは2アシストも「もっと改善できるところはある」
シービリーブスカップ第1戦、なでしこジャパン(日本女子代表)対オーストラリア女子代表戦が現地時間20日に行われた。なでしこジャパンは4-0で勝利を収めた。この試合で2アシストとなったDF北川ひかるは日本時間22日のオンライン取材で反省点と次の試合についても話した。
北川は1点リードで迎えた32分に前線へボールを供給すると、相手DFが対応にもたつき田中美南が通過点を奪った。3点目の見事な連携からのゴールにも絡むと、75分にはショートコーナーから精確なクロスをあげ、南萌華のゴールをアシストした。
オーストラリア戦は左サイドからの攻撃が多かったが、「本当に合わせる時間がなくて、前日の練習だったりとかしかなくて、なかなか練習の中で合わせるという時間はなかったですけど」と話しつつ、「(藤野)あおばの特徴も分かってますし、試合をやりながらコミュニケーションを取る感じではあったんですけど、(長谷川)唯さんも含めて3人でボールを回したりする機会も多かったですし、左サイドの高い位置をとって、侵入していくことも何度かあった」と手応えを感じていたようだ。
また、2アシストと大活躍だったが、「もっと改善できることはたくさんありますけど」と話したが、それでも「これからもっと良くなるんじゃないかなという期待もあります」とコメントした。
現地時間23日に行われる第2戦ではコロンビア女子代表と戦うが、チェルシーに所属するマイラ・ラミレスやレアル・マドリードFWリンダ・カイセドなどトッププレイヤーたちもいる。守備面での貢献も求められる北川は以下のようにコロンビアの対策について話した。
「世界の中でもトッププレイヤーだと思いますし、そういった相手に対して、自分たちは1人だけで戦っているわけではなくて、全体としてチームとしてまとまって戦っているので、そういうところは日本の強みでもあると思っているので、今日のミーティングでもありましたけど、しっかりとチーム全体でそこを潰す、カバーするというところをやっていかなきゃいけないと思ってますし、そうすることで、キープレイヤーを潰せれば、自分たちのペースに持っていけると思ってるので、そこはチームとして意識していきたいなと思います」
果たして、なでしこジャパンはコロンビアに勝利し、2連勝でアメリカ合衆国女子代表との最終戦に臨めるか。
(取材・構成:折原亘)
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