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アジア 1日前

日本の脅威にはならず…。韓国の消えた天才6人。早くから注目されるも、伸び悩んでしまった男たち

シリーズ:消えた天才 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ユ・スンウ

ユ・スンウ
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年12月17日
主な在籍クラブ:レバークーゼンなど
現所属:コーンケン・ユナイテッド(タイ)

 ユ・スンウはリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)でソン・フンミン、ファン・ヒチャンと3トップの一角を担うほどに期待された存在だった。

 2013年に行われたU-20ワールドカップ(W杯)で印象的な活躍をした同選手は、2014年冬に当時ソン・フンミンも所属していたレバークーゼンと契約。20歳でブンデスリーガデビューを飾ったが、後にプレミアリーグで得点王に輝く1学年上の先輩とは対照的なキャリアを歩む。

 期限付き移籍先で結果を残すことができず、2017年夏には母国の済州ユナイテッド(現・済州SK)に移籍。しかし、23歳で欧州を離れた神童はKリーグでも全く結果を残せず。前線であればどのポジションでもプレーできる万能性が売りの選手だったが、通算74試合で7得点4アシストに終わった。

 2023年夏には2部へとカテゴリーを下げてFC安養に移籍するもノーゴールに終わって半年後には無所属に。

 その半年後に現在も所属するタイのコーンケン・ユナイテッドに加入したが、リーグ最下位に沈むクラブでも18試合1得点とゴールに絡むことができていない。かつてレバークーゼンに引き抜かれた逸材はこのまま燻ってしまうのだろうか。

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