サッカーU-20日本代表 最新ニュース
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【写真:Getty Images】
日韓戦はドロー決着
サッカーU-20日本代表は20日、AFC U20アジアカップ中国2025のグループステージ最終節でU-20韓国代表と対戦した。試合は前半に日本が先制したものの、後半終了間際に同点ゴールを奪われて引き分けに終わっている。韓国メディア『news1』は、ドロー決着に終わった日韓戦について報じていた。
AFC公式のデータによれば、韓国のシュート数「4」に対して、日本は「11」だった。ボール保持率やインターセプト数、空中戦勝利数やパスの精度など、多くのスタッツで優れた数値を示している。もっとも、後半アディショナルタイムに韓国の10番キム・テウォンに同点弾を決められてしまい、あと一歩のところで勝利を逃してしまった。
同メディアは、「先立ってグループリーグ突破を決めていたが、日本との最終節は両国のサッカーのプライドがかかった試合だった」と前置きし、特にU-20世代が負けられない理由について次のように指摘している。
「2年前、韓国はこの世代の選手たちで出場したU-17アジア杯決勝で審判の判定の不利益を受けて日本に0-3で敗北した経験がある。当時大会でプレーしたユン・ドヨン、ホン・ソンミン、ジン・テホなどが今回のU-20アジアカップに参加していた」
そして、「敗色濃厚の中でキム・テウォンが救った」と、後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを決めた10番を背負うキム・テウォンに称賛の言葉を送っている。また、「日韓戦は絶対に負けられない試合だ。良いチャンスがあり、これを得点につなげることができて幸いだ。ただ引き分けたのもとても悔しい」と、貴重な同点弾を決めたキム・テウォンが、試合後に残していたコメントを紹介していた。