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Jリーグ 2日前

鹿島アントラーズの苦手クラブは? J1ワースト相性ランキング1~5位。何度も“天敵”として立ちはだかったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:横浜F・マリノス

横浜F・マリノス

【写真:Getty Images】

平均獲得勝ち点:1.61
通算対戦成績:70試合/35勝8分27敗/110得点100失点

 鹿島アントラーズが苦手とするクラブの3位にランクインしたのは、Jリーグ屈指の名門クラブとしての地位を分け合ってきた横浜F・マリノスだ。トリコロール軍団は、鹿島が苦手とするクラブの3位にランクインしている。

 1993年6月5日、鹿島と横浜マリノス(当時)はJリーグで初めて相まみえた。サントリーシリーズ第7節の一戦では、鹿島側が秋田豊やアルシンド、横浜M側が井原正巳やラモン・ディアスといったスター選手をスタメン起用。サントスとアルシンドのゴールによって鹿島が2-0で勝利している。

 2017シーズンを境に、両クラブの関係にある変化が起こる。鹿島は突如としてアウェイで横浜FMに勝てなくなったのだ。2017年10月21日の第30節を2-3で落とすと、2018年4月28日の第11節で0-3、2019年4月28日の第9節で1-2と敗れ、アウェイ3連敗を喫してしまう。

 2020~2021シーズンに2連勝を飾って悪い流れを完全に断ち切ったかに思えたが、2022~2024シーズンにかけて再び3連敗。『日産スタジアム』は“鬼門”リストの仲間入りを果たすことになった。

 通算対戦成績は70試合で35勝8分27敗。平均獲得勝ち点が「1.61」に落ち込んでいるのも、横浜FMがいかに楽に勝たせてくれない相手かということを示している。ただ、ホームでは2013~2021シーズンに9連勝を飾るなど、鹿島にとって横浜FMは必ずしも「相性最悪」な相手ではない。

 2025シーズンの“初・『日産スタジアム』”は、5月24日の第18節。ここでアウェイの呪縛から解き放たれるかどうかが、今季の注目ポイントの1つとなるかもしれない。

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