17位予想:ファジアーノ岡山
【写真:Getty Images】
監督:木山隆之(4年目)
2024リーグ戦成績:5位(17勝14分7敗)※J2
ファジアーノ岡山は、今シーズンのJ1で劇的であり、極めて熾烈な残留争いを繰り広げることになるだろうと予測する。
当然ながら、J2とJ1は全く異なる2つのカテゴリーであるが、木山隆之監督は、2022年にJ2で3位でシーズンを終え、J1昇格まであともう少しのところまで迫りながら、プレーオフ1回戦で敗れた経験を持つ。ファジアーノ岡山をクラブ史上初めてJ1の舞台へ導いた今、この2025年のシーズンにおいて、失望を招くわけにはいかない。
昨シーズンに東京ヴェルディが結果を収めたような非常に高いレベルのシーズンを送ることは難しいかもしれないが、それでも岡山はJ1残留を目指して、最後の最後まで戦い抜くはずだ。今冬の移籍市場では、FC東京からU-20日本代表MF佐藤龍之介をレンタルで、横浜F・マリノスからはアンダー世代の日本代表を経験している左サイドバックの加藤聖を完全移籍で獲得。非常に興味深い補強だ。
そして、残留を果たすためには、昨シーズンのチームを牽引し、チーム最多の13得点をマークした岩渕弘人のゴールも不可欠となる。27歳の彼にとってもJ1でのデビューシーズンとなる。